オーストラリアの追憶  -境界性人格障害【診断方法】編-

こんにちは Ronin です。

僕はオーストラリアに昔住んでいましたが、そこで知り合い付き合ったオーストラリア人の彼女は、境界性人格障害 (別名:境界性パーソナリティ障害、BPD) という精神障害を持っていました。

オーストラリアの追憶 -【境界性人格障害】の恋人編-

2018.09.21

境界性人格障害を持つ彼女 (彼氏) がいる場合、平和で安定した恋愛関係を維持していくことは困難です。

また、ボーダー (境界性人格障害) の本人も、どうして自分の精神が不安定なのか、この感情がどこから来るものなのか分からないことも少なくないです。

自分の恋人がボーダーであるかどうかを判断し、相手がボーダーである場合は、今後の関係を真剣に考える必要があります。

今回は、境界性人格障害を診断するための目安と、ボーダーとの不安定な関係についてお話ししたいと思います。



パーソナリティ(境界性) 障害の種類

パーソナリティ (人格) 障害と呼ばれる精神障害には、境界性人格障害以外にも複数のものがあります

パーソナリティ障害の共通の特徴とは、発達期から(遅くとも思春期から成人期早期)にその徴候が認められること、認知、感情、衝動コントロール、対人関係といったパーソナリティ機能の広い領域に障害が及んでいること、その徴候が家庭や職場など広い場面で見受けられるなどが挙げられます。

アメリカ精神医学会の診断基準では、パーソナリティ障害は大きく分けて、次の3つに分類されるようです。

(参考: 厚生労働省 “パーソナリティ障害”)

 

パーソナリティ障害の分類
  • A群(奇妙で風変わりなタイプ)
    • 妄想性パーソナリティ障害 (広範な不信感や猜疑心が特徴)
    • 統合失調質パーソナリティ障害 (非社交的で他者への関心が乏しいことが特徴)
    • 統合失調型パーソナリティ障害 (会話が風変わりで感情の幅が狭く、しばしば適切さを欠くことが特徴)
  • B群 (感情的で移り気なタイプ)
    • 境界性パーソナリティ障害 (感情や対人関係の不安定さ、衝動行為が特徴)
    • 自己愛性パーソナリティ障害(傲慢・尊大な態度を見せ自己評価に強くこだわるのが特徴)
    • 反[非]社会性パーソナリティ障害 (反社会的で衝動的、向こうみずの行動が特徴)
    • 演技性パーソナリティ障害 (他者の注目を集める派手な外見や演技的行動が特徴)
  • C群 (不安で内向的であることが特徴)
    • 依存性パーソナリティ障害 (他者への過度の依存、孤独に耐えられないことが特徴)
    • 強迫性パーソナリティ障害 (融通性がなく、一定の秩序を保つことへの固執(こだわり)が特徴)
    • 回避性[不安性]パーソナリティ障害 (自己にまつわる不安や緊張が生じやすいことが特徴)

(参考: 厚生労働省 “パーソナリティ障害”)

注意したいのは、境界性人格障害の特徴の一つと言える「他人と安定した人間関係を築くことができない」などの特徴は、違うパーソナリティ障害でも見られることがあるということです。

 

境界性人格 (パーソナリティ) 障害【診断】

一般的に、以下のうち、5つ以上にあてはまる場合は境界性人格障害と診断されます。

境界性人格障害【診断】
  1. 一人取り残されることへの強い恐れより、誰かに頻繁に電話をかけるなどの、通常もしくは極端な行動をとることがある。(自傷行為や命を絶ちたいという願望から来る行動は含まれない)
  2. その人を好きで素晴らしいと思う思考から、その人を嫌いで、酷い人間だと思うというような変化を伴う、激しく不安な人間関係を持つ。
  3. 自己に対しての強い感覚が無く、不明確な自己イメージを感じることがある。
  4. 安全では無い性行為、薬物乱用もしくは過度な浪費などといった、衝動的で危険を伴う行動を二つ以上している。(自傷行為や命を絶ちたいという願望から来る行動は含まれない)
  5. 過去に繰り返し命を絶つことををほのめかしたり、それを試みるなど、自傷行為をしたことがある。
  6. 数時間から数日間続く、激しい落ち込み、不安感または苛立ちを感じるなどの強い気分の変化がある。
  7. 長期間続く虚無感や孤独感がある。
  8. 激しく怒ったり、攻撃的な気分に突然なることがあり、それらの感情をコントロールすることが難しい。
  9. ストレスを感じる状況に陥ると、被害妄想を覚えたり、自分が世界からや、自分自身の体、考え、行動から離脱するような感覚になる。

(参考: NHS ”Diagnosis”)

もし家族や友達がこれらの5つ以上にあてはまる場合は、専門の精神科に診察を受けに行くことが推奨されます

自分の恋人が5つ以上あてはまる場合は、既に正常で安定的な関係を築ける状態では無いと思うので、真剣に離れることを考慮した方が良いかもしれません

ボーダーの恋人がいる場合、ジェットコースターのようなボーダーの不安定な気分や行動によって振り回されてしまい、仕事や友人、家族との関係などにも影響が及んでしまう可能性が非常に高いです

それでも、ボーダーと一緒にいると覚悟を決める場合は、まずは精神科医に診察を受けに行くことを促し、自傷行為などを繰り返しても冷静に対処し、できないことはできないと、しっかりと限界を明確にする姿勢が大切となります。

 

ボーダーの不安定な感情と行動で、大切なものを失うことになる

オーストラリアで出会った彼女は、幼い頃の経験から来るトラウマにより、境界性人格障害となってしまいました

オーストラリアの追憶 -ボーダーの彼女【出会いと悲劇のトラウマ】編-

2018.10.15

彼女の気分は一日のうちで何度も変化し、急に落ち込んだ気分になると、激しく叫んだり、感情的になって、僕に対して叫んだり、口を利かなくなったりすることが頻繁にありました。

彼女のことは好きでしたし、その上慣れない外国で親しい友達や家族もいなかった僕は、彼女との仲を壊したくなかったので、彼女が感情的で極端な行動しても、なるべく理解してあげようとし、特に具体的には、破滅的な関係を解決しようと試みることはしませんでした

例えば、彼女と一緒に撮った写真を Facebook に載せた時のことです。

僕の友達がその投稿を見て、オーストラリアで彼女を見つけてオーストラリア生活を満喫しているのを見て、いいね!をしてくれたり、コメントをしてくれたりしました。

その中には女性の友達のコメントなども含まれていたのですが、ボーダーの彼女がそれらに気づくと、女性からいいね!やコメントが来ていることに嫉妬し、感情的になり、怒りを露わにしてきました

僕は「ただの友達」であることをしっかり彼女に伝えたのですが、怒りは収まらず、大声で叫び散らし、Facebook を消すように指示してきました

僕にとっては、日本や外国にいる知り合いと連絡したり、近況を確認したりする大切なツールでしたので、削除はできないと拒否し、それにまた激怒した彼女は挙句の果てに家から出て数時間帰って来なくなってしまいました。

彼女との関係を壊したくなかった僕は、Facebook のアカウントを削除する決断を取りました…

 

ボーダーとの関係…「Treading on eggshells」になると修復不可能

英語で ”Treading (またはwaking) on eggshells” という言葉があります。

Tread は歩くという意味、eggshell は卵の殻という意味で、Treading on eggshells で「顔色を伺って行動する」といった意味合いになります。(卵の殻の上を歩くには、割れないように注意し様子を見ながら歩く必要があることから)

不安定で感情的なボーダーの行動に振り回されることで、大切なものを失ったり、なにより自分自身を傷つけてしまいます

恋愛や結婚において、相手の顔色を伺って生活するような関係は、とても不安定で、幸せな関係とは言えず、それらが長続きすることはありません。

恋は盲目とは良く言ったものですが、不安定な恋愛関係を断ち切り、広い世界に出て新しい価値観に触れることは、自分に相応しい相手を見つけ、健全な関係を築くことに繋がります。

それではまた!

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