オーストラリアの追憶 -【境界性人格障害】の恋人編-

こんにちはRoninです!

『境界性人格障害』という言葉を聞いたことはありますでしょうか。精神障害の一つで、『境界性パーソナリティー障害』BPD (英語名Border Personality Disorderから) とも呼ばれ、制御できない不安定な思考や感情によって、衝動的行動をおこしたり、家族や友人、恋人との人間関係において問題を引き起こしたりするものです。

オーストラリアで現地の女性と知り合いお付き合いをしましたが、彼女は境界性人格障害の症状があり、彼女と付き合っている間、戸惑い、どうしてよいか分からない時がたくさんありました。

そこで今回は、境界性人格障害について僕の経験を交えてお話します。誰もが境界性人格障害の症状を持った相手と出会う可能性があるし、今現在境界性人格障害の恋人がいて困っている人たちは、解決策のアイディアがつかめるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。




境界性人格障害って?

境界性人格障害概要

境界性人格障害は気分、自己イメージ、行動の変動を引き起こすもので、数時間から数日間持続する激しい怒り、憂鬱、不安などの症状の出現を伴う精神障害です。

境界性人格障害を持つ人は、物事を極端に見る傾向があり、物事を完璧なほど良いか、完全に悪いかなので判断する特徴があります。例えば、良い友達と思っていた相手を、次の日には敵として見るようになるなどの極端な思考、行動パターンを持ちます。これらの思考、行動はしばしばしく不安定な恋人との関係』を誘因することになります。

境界性人格障害を題材にした映画

17歳のカルテ

毎日虚しさや情緒不安定な気持ちに苦しみ、自傷行為を行ってしまう「境界性人格障害」を持つ主人公が、精神科に入院し、そこでの出会いによって人生観を変えていく…。というストーリーです。

境界性人格障害に苦しむ人たちや、周りの家族の反応を理解するきっかけにもなる、アンジェリーナ・ジョリー出演の、感動ストーリーです。

 

境界性人格障害の症状

個人差があるのですが、境界性人格障害の症状は主に以下のようなものです。

境界性人格障害の症状
  1. 現実と向き合うことを避けたり、『見捨てられることを想像』しそれを避けようとする。例えば恋愛関係において親しい関係 (精神的および肉体的) を早急に持とうとして働きかけたり、または自分が見捨てられるかもしれないという可能性を感じた相手との一切のコミュニケーションを断ち切る
  2. 家族、友達および恋人との激しく不安定な関係を持ち、この関係はしばしば理想化を伴う極端に親密な愛から、相手の価値の引き下げを伴う極端な嫌悪や怒りへと移り変わる。
  3. 歪んだ不安定な自己へのイメージ
  4. 衝動的でしばしば危険を伴う行動をする。過度にスピードを出して運転したり、安全ではない性行為をしたり、薬物を乱用したり、過食をしたりする。
  5. 自己切りつけるなどの自傷行為
  6. 繰り返し生じる自らの命を絶つ行為への考え
  7. 激しく繰り返される気分の変化
  8. 慢性的な虚無感
  9. 不適切な激しい怒りや、コントロールできない怒り
  10. 他者を信じることが困難で、時にこれは非論理的な他者への恐れを伴う

(参考: NIH – Borderline personality disorder)

境界性人格障害に見られる症状があっても、他の精神障害である場合も考えられるので、一概にこれらの症状が見られたからと判断するのは難しいかもしれませんが、これらにあてはまる症状が多ければ多いほど、境界性人格障害である可能性が高いと思います。

 

「4,700万組」のマッチング実績のある、国内最大級「600万人」が利用するマッチングアプリの『ペアーズ』なら、簡単な手順による登録から、好みの相手を見つけることができます。

 

境界性人格障害の原因

境界性人格障害のはっきりした原因は解明されていないようですが、研究結果では遺伝子や脳の構造や機能が要因であったり、または環境や文化、社会的な要因であったりすることが示唆されているようです。

特に、境界性人格障害を持つ人たちには幼少期の虐待や、親などから放置された経験をしている人たちも多く、これらのトラウマによって引き起こされるケースが考えられます。

 

境界性人格障害の治療

境界性人格障害の治療は難しいと言われていますが、精神科医、心理学者とのカウンセリングをメインにして治療していく形となるようです。

投薬治療は、憂鬱、気分の変化、他の精神障害との併発などが起こった際に、用いられる場合もあるようです。

 

オーストラリアで経験した、恋人の境界性人格障害

何かがおかしいと感じ始める…

僕はワーキングホリデーを利用し、オーストラリアはシドニーで生活を始めたのですが、しばらくして、現地シドニー出身の、オーストラリア人の女性との出会いがありました。彼女は日本に興味があるということもあって意気投合し、出会ってからあまり日を置かずに、お付き合いが始まりました。

しばらくして、一緒に住むことにもなったのですが、彼女の言動がおかしいと思う瞬間がところどころで増えていきました。

例えばある日のことですが、一緒に外出する前に彼女が支度していると、自分の顔を鏡で見ながら、『I’m so ugly..!(私ブサイクすぎる)』と言い出しました。もちろん『どうしたの?そんなことないよ?』と僕は返事し慰めようとしたのですが、『太りすぎてて、ブサイクすぎて外いけない!』などと急に感情的になり、僕がなだめてもおさまることはありませんでした。挙句の果てには僕に八つ当たりをして激しく叫びちらす…という行動に出ました。

それでも普段は話も合うし一緒にいて楽しかったので、まあ多めにみようと思い交際を続けましたが、同じように感情的になることがしばしば見られました。

彼女が境界性人格障害 だと知ったのは、付き合いが始まってから数ヶ月してからのことでした。僕は彼女のこの精神障害にとても混乱することになります。

境界性人格障害の恋人の行動

彼女が境界性人格障害の症状として取ったと思われる行動は以下のようなものでした。

オーストラリア人彼女の行動
  • 自分自身のことを醜いと叫んだりするなど、低い自己肯定感
  • 憂鬱による落ち込み。特に夕食後は何も喋らなくなり八つ当たりをすることもあった
  • リストカットをしたり、自分の体を刃物で切るなどの自傷行為
  • 僕のことを『完璧な恋人』だと言ったと思えば、感情的になるなど気分が変わると『今までにあったことがないくらい最低な男』と呼んだりする
  • 他の女性と仕事上のことで携帯を使いながら連絡をしているのを見て浮気を疑い、口を全く利かなくなったり、挙句の果てには荷物をまとめて数日間家出する

これら以外にもたくさんの激しい衝動的な行動によって、僕はとても混乱しました。

知り合いも多くなく言葉も完璧に分からない異国の地で、誰にどう相談し良いかも分からない日々を送っていました。

特に彼女は、憂鬱になる原因を住んでいる部屋や住んでいるエリアが原因だと言う傾向があったので、オーストラリアにいる間だけでも少なくとも5回は(笑)引っ越ししたと思います… 毎回費用も労力もかかるし、大変でした。

 

どうして彼女は境界性人格障害になったのか…?

彼女がどうして精神的に不安定になったのかを話した時があるのですが、どうやら幼少期の体験がトラウマになっている可能性があるかもしれない…と言っていました。

どうやら彼女小さい時に母親と長い間暮らすことができなくなってしまい、この体験が、『大切な人に見捨てられてしまう…』という恐怖や不安を彼女の中に生む結果になってしまったのだと思います。

なので、大人になった今恋人ができると、相手が自分を見捨るかどうかを『テスト』するために、わざと傷つくような言動をとったり、もしくは相手が自分を見捨てそうだと思うと (ほとんどが勘違いの場合が多いが) わざと相手を突き放したりするなど極端な行動に出るようになったのだと思います。

 

それでも一緒にいたい…どうしたらいいの?

境界性人格障害を持つ相手と出会った人ならお分かりだと思いますが、感情的ではない普段の状態は、感情的になることを想像できないほど違い、通常話やすかったり、一緒にいて居心地が良かったりするものです。

なので、彼女が一緒にいるのが困難なほど感情的過ぎて、もう別れなければならないかもしれないと感じている場合でも、なかなか決断するのは難しいというのはとても良くわかります。

僕も、オーストラリアにいるときに境界性人格障害について初めて知り、インターネット等で必死になってどういうものなのかを覚え、なんとか解決しようともがきました。

ですが、もちろん症状の程度によるのですが、コントロールできない激しい感情の変化のある境界性人格障害の相手の場合、一緒に生活していくのはかなり難しいです。パートナーや家族の支えと、本人の直したいという意思でカウンセリングやセラピーを受けて治療をしていくことで改善されるケースももちろんあると思います。しかしながら、経験上から言えることは、できるだけ早くその状況から抜け出した方がいいということです

その際に、自分が相手を見捨てたとか、罪悪感を感じたり、またはそのようなことを境界性人格障害の相手から言われるかもしれませんが、罪悪感を持つ必要はないです。なぜなら破滅的な関係に依存することが『共依存』を引き起こすことにもなりかねないし、残酷に聞こえるかも知れませんが、分かれることががお互いのためになるからです。

この広い世の中には75億人もの人が住んでいて、自分にも相手にも合ったパートナーがいるはずです。なので、簡単に忘れることはできないかもしれないけど、いつかは乗り越えられ、そして新しい素敵な相手を見つけられることができます。特に環境を変えたりすると、新たな出会いの機会がありますよね。僕のブログでも ”海外の女性” のことをお話しすることがありますが、海外に一歩出れば自然と新しい人たちとの出会いがります

僕の経験が、境界性人格障害の恋人との関係で困っている人たちの参考になれれば嬉しいです。

それではまた!

恋人と別れてしまって寂しい人も、国内最大級「600万人」が利用するマッチングアプリの『ペアーズ』なら、簡単な手順による登録から、素敵な相手を見つけることができます。





海外旅行ランキング

この記事を「シェア!」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です