境界性人格障害の男の思考回路 -【ボーダーの原因】編-

こんにちは Ronin です!

出会った男性が、何だか情緒不安定だと感じてしまうことがあります。

「メンヘラ男子」などと表現されてしまうことがありますが、情緒不安定な症状が見られる人たちは、境界性人格障害 (別名: 境界性パーソナリティ障害、BPD) という精神障害を持っている可能性があります。

現在では比較的安定しているものの、以前は僕も境界性人格障害の症状持っていました。

そのためこれまで、境界性人格障害を持つ男性の特徴についてお話ししてきました。

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今回は、境界性人格障害の男性の「ボーダー (境界性人格障害) になる原因 」についてお話ししてみたいと思います。




ボーダーの特徴

境界性人格障害の主な特徴は、以下のようなものとなります。

境界性人格障害の特徴
  1. 拒絶、別れ、見捨てられることへの強い怖れ
  2. 相手を完璧だと思う感情と最悪だと思う感情の急な変化
  3. 安全性に欠けた性行為、ギャンブル、薬物の使用、クレジットカードによる負債の蓄積などのリスクの高い行為
  4. 自己の命を絶つことや自傷行為の脅し
  5. 他者への共感の欠如
  6. 幸福感から、激しい恥じらいや自己批判への気分の変化
  7. たびたび起こる怒りの感情

(参考: PSYCOM “When Your Loved One Has Borderline Personality Disorder” )

境界性人格障害の大きな特徴の一つと言えるのが、1の「見捨てられることへの強い怖れ」で、これにより、「何度もしつこく LINE を送ってくる」、「会えないと過剰に不安になる」、「女性の行動をコントロールしようとする」といった、いわゆる「メンヘラ…」と感じさせる行動を取ってしまいます。

また、男性の境界性人格障害の場合は、3の「リスクの高い行為」の一つである、ギャンブルに溺れてしまう人が多いのではないかと感じます。

僕は10代後半から20代前半の時期に、精神的に非常に不安定な時期を経験していました。

その時はまだ境界性人格障害については全く知らず、僕の不安定な心はどこから来るのか分からずにいました。

そんな精神状態を紛らわす方法がパチスロで、お金が持てば無くなるまでそのギャンブルに注ぎ込み、家賃が払えなくなったり、食費が無くなってしまったりというところまでいったことが何度もありました。

当時付き合っていた彼女は僕のギャンブルに溺れている姿に呆れてしまい、やがて新しい好きな人ができて、その彼女に僕はフラれてしまいました。

僕を愛してくれる彼女がいるにも関わらず、僕は虚しさ、虚無感を拭い去ることができず、パチスロにのめり込んでいる時が唯一気を紛らわすことができる時間となってしまっていて、そのせいで大切なものを傷つけ、そして失ってしまったのです。

 

ボーダーが形成されてしまう「原因」

境界性人格障害が形成されてしまう原因というのは複雑な場合が多く、一般的には生物的、遺伝的、環境的要因が関係していると言われていますが、専門家でもはっきりした原因を未だに解明できていないというのが現状で、原因解明のためにより多くの研究が行われる必要があると考えられています。

しかしながら、幼少期の経験、特に両親との関係性が、境界性人格障害の形成に大きく関係しているという研究結果が出ていて、それが境界性人格障害の大きな原因の一つであるとされています。

以下に挙げているものは、境界性人格障害の形成の原因と考えられている幼少期の体験です。

ボーダーの形成要因
  • 身体的および性的虐待
  • 両親等の保護者との、早い段階での離別
  • 感情的および身体的ネグレクト
  • 親の無神経さ

(参考: verywellmind “Causes of Borderline Personality Disorder” )

上記のように、虐待を受けてしまったり、親から無視をされたり、親と離れ離れになってしまうなどの環境を幼少期に体験してしまうことで、親からの愛情を十分に受けることができなかったり、または愛情を感じることができず、幼少期の感情的要求が満たされなくなってしまいます

これらを経験した全ての人に境界性人格障害が形成されてしまうという訳では無いのですが、境界性人格障害を持つ多くの人が、幼少期に虐待等、親からの愛情を貰う (または感じる) ことの出来なかった傾向にあります。



僕のボーダーの形成 -愛情への飢餓-

以前の記事、僕が自分自身を「境界性人格障害」と診断する【5つ】の理由でも少し触れたのですが、僕は物心ついた頃から母親と一緒に暮らすことができませんでした。

父親は自営業をしていたのですが、父親の収入だけでは兄、僕、妹の三人の子供を養っていくことは出来ず、そんな父親に代わって、僕が3歳くらいの頃から母親は、ある、日本以外の国に行って出稼ぎをし、僕たち家族を養ってくれていました。

三人の子供を含めた家族を養うためたくさんのお金が必要で、母は必死に働かなければならず、また僕らが住んでいた場所が東京などの都会では無く、交通さえも不便な所であったため、帰国し家族に会いに帰って来るのもたくさんの費用がかかるということもあって、母親が帰って来られるのは一年に2、3度ほどでした。

帰国し家へ帰って来られても、2週間から3週間ほど滞在した後、仕事をするためにまた日本を離れなければいけませんでした。

母親が帰って来る日が近づくと、夜中々眠れないというほど、母親に会えるが楽しみで仕方ありませんでした。

母が帰って来る当日は学校から走って家に帰り、家に帰ると母親と異国の地の香りが家の中に漂っていて、とても嬉しい気持ちになったことを覚えています。

ですが、帰って来ると嬉しい反面、母親が帰るとなると段々寂しくなって、どうしようもない気持ちになっていました。

母親が帰って来ても、すぐにまたいなくなってしまうという生活は、僕が3歳の頃から中学校を卒業する頃まで続き、母親と過ごせない悲しさ、憤りをどのように処理して良いのか分かりませんでした。

母親が帰る時、父親が運転する車に乗って家族全員で地元の駅まで見送るのですが、見送った後の帰りの車の中でいつも僕は泣いていました。

僕が境界性人格障害の症状を持つことになった原因は、この3歳頃から体験した「母親と過ごすことができなかった」、「母親と会えてもすぐにいなくなってしまう」ということと、大きく関係しているのだと今では冷静に分析することができています。

そのため僕は昔から愛情への飢餓感を強く感じていて、「好きになった人が自分から逃げるのではないか?」と不安に感じながらも、「僕の全てを受け入れて欲しい…」と、相手に自分の全てを受け入れてもらうことを求めていました。

それが原因で、試し行為をしたり、色々な形でこれまで付き合った彼女を傷つけてしまったことが数多くあります。

その段階で、もっと今のように冷静に自分を見つめることができていれば、そのように相手を傷つけることも無かったのではと今では感じます。

 

最後に: ボーダー彼氏は「安心感」を求める

ボーダーは、「誰もが最後は自分を見捨てる」、「自分は必要とされない…」といった感情を抱えていることが多いです。

冷静に考えれば、恋人が自分から逃げようとしている訳では無いと分かるようなことでも、その不安な感情をコントロールすることができなく、相手の些細な言動に過剰に反応してしまいます。

そのため、ボーダーを恋人に持つ場合、精神的に安定した関係性を築いていくことは非常に難しいと言えます。

ボーダーは、「この人は自分から逃げない」「この人は自分を受け入れてくれる」ということを欲している場合が多く、そのため時にそれを試し行為などの形で確認しようとし、相手を傷つけてしまうことがあります。

できること、できないことをはっきりさせながらも (それがボーダー自身に症状を改善することへの気付きを促すことになる) 、「自分はあなたの味方で、あなたから逃げない」ということを継続的に感じさせることで、ボーダーの不安定な感情が和らぐいくのではないかと思います。

それではまた!




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