境界性人格障害の男の思考回路 -【恋愛初期の言動】編-

こんにちは Ronin です!

好きになった男性や、付き合ったばかりの彼氏の言動が、何だか情緒不安定と感じてしまうことがあります。

俗に「メンヘラ」、「ヤンデレ」などと表現されるように、精神が不安定な人たちを表す言葉がありますが、そのような症状が見られる人たちは、境界性人格障害 (別名: 境界性パーソナリティ障害、BPD) という精神障害を持っている可能性があります。

僕自身も以前は境界性人格障害の特徴が強く見られました。

そこで今回は、境界性人格障害の男性の観点から、恋愛初期における言動についてお話ししてみたいと思います!




境界性人格障害の特徴

以前の記事、「オーストラリアの追憶  -境界性人格障害【診断方法】編-」でも比較的詳細にお話ししたのですが、大まかに言って、境界性人格障害には以下のような大きな特徴があります。

  • 見捨てられることへの強い不安
  • 他者への「理想化」を伴う二極思考
  • 自傷行為
  • 激しい気分の変化
  • 慢性的な虚無感
  • 他人を信じることができない
  • 自己嫌悪感

他者、特に恋人から見捨てられるのではないか?ということを恐れることが大きな特徴で、そこには自己肯定感の低さ、自信の欠如なども関係しています。

 

大人しく思いやりのある印象

男性に限らず、境界性人格障害を持つ場合、最初の見た目や雰囲気の印象が、大人しく控え目であったり、思いやりや気遣いができる人…というものであることが多いです。

境界性人格障害がある場合、自己肯定感が低く、また過去の体験等から他人を信用できないことがほとんどです。

そのため、人と積極的に関わることができなかったり、酷い場合には対人恐怖症である場合があり、それが大人しく控え目な印象を生み出すことがあります。

また、境界性人格障害が持つ人は、感情へのアンテナが通常の人より非常に敏感であることが多く、そのため人の痛みや悲しみに対しても共感や同情をすることができます。

彼女に対しても、深い思いやりや気遣いを示すことができ、実際に優しい男性である場合が多いです。

 

極端な LINE や電話

境界性人格障害である場合、恋愛初期の段階であっても、相手に対して強い愛情表現をし、またそれを相手にも求めようとします

もちろん、男性からしっかりと愛情表現をして貰えるのは嬉しい、と感じる女性は少なくはないと思うのですが、境界性人格障害の場合、それが度を越してしまうことがほとんどです。

「寂しい」、「会いたい」、「声が聞きたい」など、付き合ったばかりであっても「相手と常にいなければ辛い」と言ったことを頻繁に伝えます。

もちろん適度な回数であれば問題ないのですが、仕事中で連絡が返せない、友達と飲み会で電話に出られない、家族と食事中で携帯をチェックできない、という状況であっても、返信の有無に関わらず「どうして電話に出ないの?」、「連絡返してよ?」、「〇〇がいなきゃ嫌だ!」といった LINE を何通も送るということがあります。

これは、見捨てられることを非常に恐れているため、会えなかったり、連絡できないと不安になり、何度も連絡しなくてはいられない状態になってしまうことが関係しています。




自分の過去や生い立ちを全て話す

一般的に恋愛初期というのは、まるで世界がバラ色で、これまでとは違って見えるようなドキドキした高揚感を味合わせてくれます。

そして恋愛初期の段階では、好きな相手のことを聞いたり、自分のこれまでの人生を相手に話したりなどする事で、益々恋愛が盛り上がるということがあります。

しかしながら、境界性人格障害の場合は、これが通常よりも度を越す場合が多いです。

過食症 (拒食症) になった過去がある (または現在もそうだ) 、警察に逮捕されたことがある、自傷行為をしたことがある (または今もする) 、幼い頃虐待を受けていた…など、もちろん境界性人格障害である場合、そうでない人よりも辛い過去、または現在の状況を持っていることが多いのですが、恋愛に初期の段階であってもそれらの、いわば「重い」過去、事実を相手に全て話そうとします。

これには、僕自身も以前そうであったので分かるのですが、自己肯定感が低いために「こんな自分を全て受け入れて欲しい」という気持ちが働いていることが関係しています。

また、「こんな自分でも逃げないのか確かめたい」という見捨てられ不安からくる確認の意味合いもあります。

 

他の女性にも連絡を取る

恋愛初期では、ドキドキした高揚感が味わえるものの、まだ恋人同士としての「絆」を確立している段階であるとも言えます。

境界性人格障害を持つ場合、どこか他者を信用できない部分があり、「人は自分から逃げていくもの」という感覚を常に感じています。

そのため見捨てられ不安を持っていますし、恋愛初期の段階では「相手に自分の全てを受け入れて欲しい」と思っているものの、「どうぜ皆自分から逃げていく…」と感じてしまうという葛藤も抱えています。

そのため、今付き合っている彼女がこれまでの相手のように、自分から逃げてしまったとしても自分が傷つくことを軽減できるように、複数の女性に連絡を取り続け、ある意味保険をかけておく…ということを行うことがあります。

僕も実際に以前は彼女ができてもその彼女を100%信じることができず、複数の女性と隠れて連絡を取っていました。

今の妻と出会ってからは他の女性と影で連絡を取るということはもうなくなりましたが、そこに至るまでには「この人なら信じる価値がある」と思えるようになるまでの、長い時間、そして大きな葛藤がありました。

境界性人格障害の彼氏に、元カノを含め他の女性にやみくもに連絡を取って欲しくない場合には、「彼氏が自分を信じても大丈夫である」ということを心から感じられるよう、そして、自分が他の女性と彼氏が連絡することで傷つく、ということを、しっかりと伝え話し合うことが必要です。

 

最後に: ボーダーは「すがる」相手を求める

境界性人格障害は、愛情への飢餓感を感じ、苦しんでいる人が多いです。

「自分が本当に人から愛されるのか?」、「自分は価値ある人間なのか…?」という感覚があります。

僕も結婚し、妻がいる今でも愛情への飢餓感を持っています。

10代や20代前半の頃は、自分が愛情への飢餓感を持っていることや、境界性人格障害の症状があることを理解しておらず、そのため付き合った彼女に精神的に非常に依存していました

それらの以前の彼女たちも、僕に依存することを心地よく感じていて、まさに共依存と言える関係性であったと言えると思います。

今ではその依存したい衝動や愛情の飢餓感をある程度抑えることができますが、それでも「愛されるということが分からない」という部分もあります。

これには、幼い頃に母と過ごすことができなかったということが大きく関係していると、自分自身分析しています。

それではまた!




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