ロンドンでヨーロッパ人の妻と離婚…「今、思うこと」

こんにちは Ronin です!

ロンドンから台湾へ移住し、早半年が経ちました。

少し慌ただしい生活の中、中々ブログの更新ができず、前回の更新から三カ月近く経ってしまいました。

僕が台湾に半年前来た直接的な原因は、「ロンドンで妻と離婚した」ことです。

今回は、元妻との離婚までのいきさつ、そして今感じることをお話したいと思います。




運命を感じた出会い ー それでも移住へは葛藤が

僕と元妻は、ひょんなきっかけから東京で初めて会うことになります

その時僕は台湾で仕事をしていて、彼女はロンドンに住んでいました。

出会いの詳細についてはまた改めてお話したいと思うのですが、元妻とは出会ってからある程度の時間が経って、正式に付き合うようになりました。

ロンドンと台湾という遠距離恋愛でしたので、どうしてもそれをいつまでも続けることができず、また、お互いに強く惹かれ合い運命を感じていたため、僕らは結婚し一緒に暮らすという選択をし、生活基盤がより安定している彼女の住むロンドンで暮らすことになりました。

僕は彼女のことを本当に心から愛していました。ですが過去に一度、オーストラリアで共に生活していた精神障害のパートナーとの生活によって、持っていたもの全てを失い非常に苦しい思いをしたことがあるので、今回も台湾での自分の生活をゼロにしてまで一人の女性のためにロンドンへ移住をする、ということを躊躇し、大きな葛藤がありました

それでも彼女と一緒に人生を共にしたかったため、ロンドンへの移住を最終的には決意しました

ですが、今になって思うことですが、僕は境界性人格障害を持っており、彼女の持つ強さ、経済力、包容力などに甘え、依存していたのではないかということです。

「この女性なら僕を守ってくれるのではないか。」、「僕に欠けている、愛されるという気持ちを満たしてくれるのではないか。」、「この苦しい毎日の生活から抜け出し、今まで見たことの世界へ行けるのではないか。」

ある意味自己犠牲を伴う無条件の愛というそれとは違う、自己の私欲、不完全な部分をパートナーに依存し満たそうという部分が見え隠れしていたのだと、今では感じています。

やはりそれらの部分は僕らの関係に大きな影を残し、最終的にはその関係を蝕ばんていくことになります。

 

強烈に惹かれ合った二人

出会ったばかりの時、妻には別の交際している相手がいたり、その他にも様々な障害があって、僕らが交際を始めるまでには少しの時間がかかりました。

しかしながら正式に付き合う以前も、それは初めて出会った時から、まるでその瞬間を二人がこれまでの人生でずっと待っていたかのように、強烈に惹かれ合い、文字通り24時間相手のことを想い、会えない時間が非常に苦しい…という関係でした。

彼女は僕に今まで見たことない世界、体験したことの無い世界を見せてくれ、様々な僕に足りない部分を補う方法を教えてくれました。

世界中の行ったことの無い場所への旅行、ロンドンでの華やかな生活、そして自信を持つこと、意見をしっかり持つことの大切さ…。

そして、僕は逆に彼女にありのままの自分を持つ大切さを伝えました。

辛い時は涙を見せてもいいこと、弱い自分を肯定することの大切さ、自分の過去を否定しないこと、そしてもう一人ぼっちではないこと…。

お互いに足りない部分を補い、サポートし合い、いつしか僕らは自分たちのことを「チーム」と呼ぶようになっていました。

彼女となら僕は今までの常に不安な自分を払拭し、自信を持つことができる。劣等感を脱ぎ捨て、見たことの無い世界で新しい人生をスタートさせることができる…。

最高のパートナーを得て、僕の人生は再びここから彼女と一緒に動き出すんだ…。

そのような思いで、ロンドンでの生活が始まりました。




嫉妬、劣等感、うつ

僕は境界性人格障害という、人から見捨てられることを極度に恐れる精神障害を持っています。

自身の中では、僕の境界性人格障害は既にコントロールできるレベルまで落ち着いてきていると思っていたのですが、これ程までに強烈に惹かれた元妻に関しては、コントロールすることができなくなっていきました

とにかく彼女を自分のものと感じたい、他の男性と極力接触して欲しくない、愛していると常に言って欲しいしそれを感じていたい…。

一緒に暮らし生活しているにも関わらず、このような感情が落ち着くことは無く、些細なことで嫉妬し、嫉妬の度に彼女に辛く当たったりし、ケンカへと発展していくことが何度もありました

また、彼女は経済活動においてある程度成功していて、一般的な人よりも多くの収入を得ることができていました。

最初はそのことに関して特に何も感じていなかったのですが、収入等、自分の経済的な能力が彼女より圧倒的に低いこと、特にロンドンという見知らぬ土地で外国人として収入を安定させていくことが容易ではなく、それらの事実から、いつしか元妻に対して劣等感を抱くようになっていきました

そして、そのフラストレーションを些細なことで彼女に文句を言ったり不満を言ったりするという最悪の形で表現することになり、僕らの衝突は益々深刻になっていきました。

また、以前の記事でも触れましたが、大きな生活環境の変化、言葉の問題、文化の違い、天候の悪さ、食事、ホームシックなどの要因が重なり、僕はロンドンへ来てからうつ病を発症しました

合わないならそこを去ればいい -ロンドンで鬱になり離婚した話-

27/06/2019

うつ病になってからは外出する気にもならず、一日ほとんど家から出ないという生活が数ヶ月続きました。

同時にこの頃、元妻は僕らの関係が自分の人生を幸せにしないということを感じてきて、最終的には元彼氏に僕に内緒で連絡をするようになっていきました (元妻は元彼氏がまだ好きだということを知っていた) 。

こうして最終的には、僕らの関係はもう修復不可能な段階まで崩壊していくことになります。




「それでも出会えてよかった」- 元妻からの言葉

僕らは一時的な別居という形を選び、今回僕は台湾に戻ってくることになりました。

もちろん、結果的にはもう元妻の下には、ロンドンには戻ることが無くなってしまったのですが。

ロンドンを離れる前、既に関係が壊れていたものの、完全に離婚を決めていたわけではなかったので、服や本など、大部分の僕の個人的な物はロンドンへ置いてきたままです。

そのため、離婚をお互いに決めた後も連絡をする必要があり、それは今も続いています。

二ヶ月ほど前に、元妻を幸せに出来なかったことに対しての強い自責の念に囚われて苦しんだことがありました

荷物の処理の件で元妻に連絡しなければならなかった時に、正直にその気持ちを伝えてみました。

離婚の事実が辛い事、そして彼女を幸せに出来なかった自分を責めていること。

元妻から帰ってきた返事は以下のようなものでした。

「あなたと出会えて本当に嬉しい。人生の中の本当に短い時間だったけど、お互いのパートナーとして過ごせたことを幸せに感じているよ。だから自分を責めないで。」

 

あの包まれる感覚が恋しくなったら、僕はどうしたらいい

全てのものは変化し、移ろいでいきます。

こうしてまた台湾へ戻ってきた僕にも、新しい出会いがあったり、僕は何とか自分の人生を立て直すためにもがいています。

でも心は完全に癒えていません。

何か物事に取り組んでいる時は比較的大丈夫だと言えますが、ふと一人になった瞬間などに、元妻との思い出が浮かんできて、どうしようもない気持ちになったりするのです。

僕と元妻は、もしかしたらお互いに足りなかった部分を教え合い、補い合って、そしてそれが終わったと同時にまた別れる運命だったのかもしれません。

ちょうど、ソウルメイトがこの世でお互いを支え合うために出会うように。

優しく包まれる感覚が、強く恋しくなることがあります。

母親の側で何の心配事や不安も感じず、安寧の中で眠ることができたあの感覚に近いものを、恋しがっている自分がいます。




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