なぜ日本の「閉塞感」は生まれる… 『海外から感じとる閉塞感の正体』

こんにちはRoninです!

僕がまだ日本に住んでいた時に、サラリーマンのような生活を送っていたのですが、良く日本社会を表す時に使われる、「閉塞感」という感覚を実際に感じて生活していました。

僕が海外に出てから、5年以上経つのですが、海外に出てからは、あの日本で感じた閉塞感というものを、一度も感じたことがありません

そこで今回は、海外と日本との違いから見る、閉塞感の正体をお話したいと思います!



そもそも「閉塞感」って英語でなんていうの??

まず、日本語の閉塞感の意味は、辞書では以下のように定義されています。

【閉塞感】

閉じふさがっている感じ。また、比喩的に、閉じふさがったように先行きが見えないさま。

引用元: コトバンク ”閉塞感

日常的には日本では、文字通り閉じ込められたように身動きが取れないような感覚、先行きが見えない感覚を表す時に「閉塞感」という言葉が用いられます。

オーストラリア、イギリスと滞在してきましたが、英語で日本のように「閉塞感を感じるよ…」みたいな表現を聞いたことがありません。

日本語のように、一語で閉塞感を表す表現は英語には無いのですが、それに近い言葉に英訳して表現することはできそうです。

【教えて! goo での回答

翻訳をしています。
閉塞感は:

cooped-up feeling
siege mentality
sense of stagnation

いう訳語が当てはめられています。
ただし、最後のsense of stagnationは自分の生活に(周りから)対しての閉塞感という意味です。

出典元: 教えて! goo ”「閉塞感」を英語で

Cooped-up feeling は cooped up が「狭苦しい、窮屈な」という意味ですので、cooped-up feeling で「窮屈な感覚」というような意味合いになります。

Siege mentality は日本語訳では「強迫観念」という意味になり、他人が攻撃してきたり傷つけようとしてい来ることから、自分を守ろうとする姿勢を表します。

Sense of stagnation は、stagnation が「停滞、よどみ」といった言葉ですので、sense of stagnationは、日本語訳にすると「よどみ感」といったような意味合いです。

どれもそれぞれ閉塞感に近い意味合いを持っているのですが、やはり直接閉塞感を表す言葉は英語には存在しないようですね…。

これはいかに日本社会で生活する時に感じる、あの閉じ込められたような生きづらい感覚が、日本独特のもので、海外ではまず感じることがない、ということを表しているのだと思います。

それにしても、「窮屈な感覚」、「強迫観念」、「よどみ感」…。どれもやけに暗い言葉ばかりですね (笑)


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「閉塞感」の正体とは

日本でのサラリーマン時代に感じた閉塞感

閉塞感は、まるで狭いところに閉じ込められるかのように、生きづらさや自由の無さを感じるという感覚です。

オーストラリアに行く前は、東京にある一般企業で、事務職としてサラリーマンをしたのですが、特にこの感覚を非常に強く感じていました。

まず、文字通り、朝のぎゅうぎゅうの満員電車で閉じ込められる気持ちになります… (笑)

そして、電車に乗っている人、会社へ急ぐ人を見ると、自分を含め、どこか元気が無く、人生そのものに疲れているような人が多いと感じられました。

会社には誰もが就業開始の10分ほど前から既に到着していて、ぎりぎりに僕が会社に着くころには、パソコンの前で怖い顔をして仕事にとりかかっている…

緊張感というか、常に気張っていなければならなく、大変なストレスを感じていました。

 

海外では【お客様=神様】ではない

海外ではほとんどないことですが、日本では仕事が忙しくない時でも、あまり無駄話などをせず、常に仕事をしている (またはふりをする) ことが求められることが多いです。

ですが、人の集中力はそんなに続くものではないですし、適度に息抜きをしながらメリハリをつけて仕事をすることは、全体的にみて効率性が高くなります

毎日行く職場ですから、誰もが快適に働ける雰囲気を全体で目指していくことはとても重要です。

どこの国でも、一生懸命仕事をする人はそれだけで、尊敬に値しますが、日本では仕事を人生の何より重要視させて「体を張って (壊してまで)  働くこと」が美徳…みたいなところがまだあるので、そういった社会からの過剰なプレッシャーは、自分の理想との間で葛藤を生じ、そこから抜け出せないと感じる閉塞感へと繋がっていくのだと思います。

若者は社会的に弱者である場合が多いので閉塞感を感じやすいですし、それが最悪のケースでは、自らの命を絶つといった悲劇を招いてしまうことに繋がりかねません

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2018.09.28

そして、日本には、あまりにも酷い場合は例外として、「接客が悪い」等のクレームにもみられるように、他人のミスや失敗にあまり寛容ではない文化があるような気がします。

オーストラリアやイギリスといった海外では、お客様はもちろん大事な存在で大切にされますが、お客様=神様みたいな図式は一切ありません

むしろ対等というか、お客さんはお金を払い、お店にサービスや物を提供してもらうので、お客さんはお店に感謝するし、お店もお客さんに感謝するといった、関係となっています。

日本の接客やサービス、仕事における完成度は素晴らしく世界に誇れるものです。しかしながら、その分働く側に立った時に、お客さんや会社からの大きなプレッシャーがあり、それがやり場のないストレスと、閉塞感に繋がってしまいます

ただし、もちろん例外もあって、僕が台湾でたまに行く日本食屋の日本人店主は、なぜかお客さんに対して威張っていて、食べに行くとどっちが客かわかりません (笑)

監視社会が生む閉塞感

英語に ”Conformity” という言葉があります。

「規則や習慣に従うこと」という意味なのですが、日本人は和を大事にする民族で、グループ社会 (村社会) を好みますので、必然的にというか、自分たちと同じものは善で、違うものは悪と捉えてしまう傾向がどこかにあるような気がします。

そしてそれは、「他人にも自分と同じようであるように期待し、それができないと相手を責める」態度や思考に変わり、それを受けた人は、「誰かに監視されているような感覚」を覚えることになります。

僕が日本にいる時、この、誰かに監視されているような感覚を強く感じていました。

そして、その監視されている感覚が、自由に身動きを取ることができない感覚へとなり、「閉塞感」が生まれるのだと思います。

まとめ

人は無意識のうちに環境からの影響を受けます

環境を思い切って変えてみることで、今まで当たり前だったことが、違う環境では当たり前でないことを知り、新しい価値観に触れることができます。

日本で感じる閉塞感も、海外に出てみると、その感覚を忘れてしまうほど、感じることがほとんどなくなることが多いです。

海外に出るという選択肢を持つことは、海外の良さを学ぶという経験、そして何より、日本の良いところを再確認する経験へとつながります

日本の閉塞感が和らぐことを願って…

それではまた!

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